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アトピーを良くするには?
漢方薬局が考える原因と4つの対処法

こんにちは、やまさか薬局の薬剤師・山坂寛信です。

肌にブツブツとした湿疹ができ、慢性的なかゆみが辛くなるアトピー。お子さまから大人の方まで、悩んでいる方がとても多い症状です。

医療機関での治療や薬でも再発し、「体質だから、このまま付き合っていくしかない」と思っている方も少なくないのではないでしょうか。

しかしアトピーの症状や原因を知り、適切な対処法を進めていくことで、アトピーに悩まない生活を送ることは不可能ではありません。

そこで今回は、漢方薬局の見解を活かし、アトピーの症状や根本原因、対処法について解説します。

もくじ

  • アトピーとは?
  • アトピーの原因
  • アトピーの4つの対処法
  • まとめ

アトピーとは?

大人のアトピーも増えています

まずアトピーとは、正式には『アトピー性皮膚炎』という名称を持つアレルギー性疾患の一つです。顔や顔まわり、首、腕や足、膝の裏などにできやすいと考えられています。

主に小さなお子さまによく見られる症状として知られていますが、大人の方でもアトピーに悩んでいる方が多いです。

アトピーによる症状はとても多く、

・強いかゆみを感じる

・赤い湿疹ができる

・かきむしると悪化する

など、体力的にも精神的にもダメージが大きい悩みが出るようになります。

アトピーは再発しやすいため注意しましょう

医療機関などで治療を受けても再発しやすい点も、アトピーの特徴です。
一時的に良くなってもしばらくたつとアトピーが生じ、悪化するケースも珍しくありません。

またアトピーによるかゆみは精神的なダメージが強く、仕事や勉強などの生活の質を落としてしまう原因にもなりうるため、早めかつ根本的な対応が必要です。

状態が悪化すると患部が感染症のリスクにさらされるケースも多いことから、長く続いている症状であっても楽観視はすべきではありません。

アトピーの原因

食べ過ぎや偏食もアトピーの原因です

アトピーの原因は、皮膚にあるバリア機能が低下して、外からの刺激が入りやすくなることです。

私たちの皮膚は通常、外からの刺激や感想などから体内を保護する機能を持っていますが、何らかの原因によってその機能が低下してしまうことがあります。

これにより、外からの刺激が免疫細胞と合わさり、かゆみをはじめとする症状につながっていきます。

ただし、アトピーの原因は一つではなく、さまざまな要因が合わさって症状を引き起こしているケースがほとんどです。

体質的な原因や環境的な原因、さらには日常生活の状態から、アトピーの根本原因を見ることができます。

体質的な原因

家族にアトピーで悩んでいる方がいるケースや、もともと皮膚のバリア機能が強くないケースは、体質的な原因でアトピーが起こっている可能性が高いです。

体質的にアトピーになりやすい状態のことを、『アトピー素因』と言います。

環境的な要因

外からの刺激によって皮膚のバリア機能が低下する、環境的な要因が関わっているケースも多いです。

この場合、食べ物ダニ衣類洗剤化粧品など身体に触れるもののほか、睡眠不足ストレスなどの日常生活の状態が原因となります。

アトピーと食物アレルギーとの関係性

アトピー性皮膚炎と同じように悩んでいる方が多い症状に、食物アレルギーがあります。

食物アレルギーとは、大豆小麦粉などの食べ物を摂取すると身体の調子が悪くなる症状のことです。

食物アレルギーは以前、症状に悩むお子さまがアトピーになりやすいと考えられていました。
しかし最近では、アトピーによって皮膚のバリア機能が低下することによって特定の食べ物への反応が強くなり、アレルギーが出ることもわかっています。

漢方薬局が考えるアトピーの根本的な原因

アトピーの原因には体質的な要因と環境的な要因が考えられますが、漢方薬局として皆さまのお悩みをお聞きしていると、胃腸の不調との関係性も無視できません。

漢方では、「肌は内臓の鏡」と言われるほど、皮膚と胃腸の調子の関係性を重要視します。

胃腸が弱っていると身体の機能も低下し、皮膚が外からの刺激に耐えられなくなるためです。特に不規則な食生活を送っている方や生活リズムが崩れている方に、その傾向がよく見られています。

胃腸の調子が悪いままでは、いくら医療機関での薬やスキンケアを試してみても、アトピーの根本改善は難しくなります。

なかなかアトピーが良くならない方は普段の過ごし方を見直し、しっかりと身体と向き合う習慣を意識しましょう。

アトピーの3つの対処法

体質に合わせた漢方薬で改善します

アトピーを根本的に改善するには、

①薬物療法で症状を抑える

②スキンケアで皮膚の調子を整える

③再発、悪化につながる原因への対策

からなる3つのポイントが必要不可欠です。

医療機関での治療

医療機関での治療では、基本的には薬物療法が行われます。

ステロイド外用薬や軟膏、非ステロイド外用薬、保湿外用薬、抗アレルギー薬をはじめとする内服薬など、症状や状態に合わせて処方されるケースが多いです。

医療機関での薬を使用する場合、副作用の心配が出てくるケースもあるため、担当の医師と相談しながら治療を進めましょう。

独断で薬の量を加減したり止めたりすると治療の成果が見られなくなり、症状改善が期待できなくなってしまいます。

そのようなリスクを避けるためにも、医師としっかりとコミュニケーションをとりつつ適切な治療につなげていくことが大切なポイントです。

毎日のスキンケア

アトピーに悩む方は皮膚の機能が低下していて、外からの刺激に耐えられる状態になっていないケースがよく見られます。
そのため、皮膚の清潔さや水分、そして油分を保つスキンケアは、アトピーから肌を守るためには欠かせません。

 

アトピー対策に適したスキンケアは、

①毎日の入浴を心がける

②天然成分の石鹸やシャンプーを選ぶ

③入浴剤を使うなら、肌への刺激が低いものを選ぶ

④お湯やシャワーでかゆみを感じたら、温度を下げる

⑤入浴後はなるべく早めに保湿剤をつける(5分以内が理想)

⑥衣服を選択するときには、界面活性剤が少ないものを選ぶ

など、保湿や洗顔、入浴や洗濯から皮膚を外的刺激から守るようにしましょう。

アトピーを改善するには漢方療法もおすすめです

アトピーの症状を抑えるには医療機関での治療やスキンケアが必要となりますが、身体の内側からアトピーになりにくい体質に整えていくことも同時に大切なポイントです。

漢方では症状改善に合わせて体質改善も可能な方法であり、「病院やクリニックの薬で一時的に症状が良くなっても、症状が再発してしまう」「アトピーに悩まされない体質になりたいけれど、あきらめている」などというお悩みを持つ方には、ぜひ漢方療法を試してみることをおすすめします。

漢方療法の特徴は、皆さま一人ひとりの体質に合わせた薬を処方できる点です。
医療機関の薬のように症状だけに合わせて薬を選ぶのではなく、体型や体質などを見極めたうえで薬をご提案できます。

 

例えば、

・『当帰飲子(とうきいんし)』:比較的年齢が重ねていて、冷え性が目立つ。乾燥肌で、湿疹やかゆみに悩んでいる方向け。

・『消風散(しょうふうさん)』:比較的若く、強いかゆみやじんましん、あせもなどに悩んでいる方向け。貧血の方には適さないこともある。

・『温清飲(うんせいいん)』:皮膚が浅黒い方や黄色が目立つ方によく処方される。お子さまや大人の方に対してのアトピー改善に使われることが多い。

 

など、症状に悩む方の体質や体型、年齢などを慎重に考慮しながら、適切な薬を選べるようになっています。

漢方療法のメリット

漢方療法は医療機関での治療とは方法や目的が異なるものの、漢方療法ならではのメリットが多いことで、最近になって皆さまからも注目されるようになってきました。

・自分に合った薬を服用できる

・症状改善だけでなく体質改善も期待できる

・医療機関での治療と併用できる

などが、漢方療法による主なメリットです。

漢方では症状に対して薬を処方するだけでなく、体型や体型、年齢に合わせて薬を選びます。これにより、「処方された薬が合わなかった」という不安を解消しながらアトピーの改善に専念できるようになります。

薬の働きは医療機関での薬と比べて比較的緩やかな性質ではありますが、じっくりと時間をかけることで体質が良い状態に整うことも、漢方療法の大きなメリットの一つです。

また副作用のリスクが低く、医療機関での治療と同時に進められることも、漢方療法のメリットです。現在のアトピーへの対処法で満足できる結果に恵まれない方や、体質改善と合わせてニキビを改善したい方は、ぜひ漢方療法を試してみると良いでしょう。

生活習慣の改善も意識しましょう

アトピーへの対処法のポイントで最後に必要となるものは、予防です。

薬で症状を抑えてもスキンケアで肌を整えようとしても、生活習慣が乱れていては症状再発が避けられなくなるためです。
また、漢方によって体質改善を目指すうえでも、生活習慣の見直しによる体調管理はとても大事なキーポイントになってきます。

①栄養バランスの整った食事を意識する

②ウォーキングや筋肉トレーニング、ストレッチなど、適度な運動を定期的に続ける

③睡眠や休息の時間を十分にとる

④ストレスをため込まないように気を付ける

⑤できる限り、昼夜逆転の生活を避ける

以上のポイントは非常に簡単なことのように思えますが、これらの基本的な過ごし方ができてこそ、心も身体も良い状態に維持できるようになります。
忙しい現代社会で生活するなかでは難しいところもあるため、まずはご自分でできることから始めてみると良いでしょう。

また、肌が敏感な方は綿や麻など、皮膚に刺激の少ない衣服を選びましょう。特に症状が強く出ている場合には皮膚への刺激を防ぐことで、症状の早期改善や悪化防止が期待できます。

まとめ

ゆっくりとお話をお聞かせください

以上、アトピーの原因や医療機関での治療、改善に向けてポイントについてご説明しました。

さまざまな症状について言えることですが、なかなか良くならない症状には根本原因があり、対症療法だけでの解決は簡単ではありません。

症状そのものだけでなく全体的な健康状態と向き合うことで、症状の根本改善や再発防止が確実になっていきます。

やまさか薬局ではその事実を深く理解し、皆さま一人ひとりに安心して服用していただける漢方薬で、アトピー改善をサポートさせていただきます。

新たな視点からアトピーの改善を目指したい方は、ぜひ当薬局にご相談ください。

アトピーでお悩みなら

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やまさか薬局では、もっと健康になりたい、元気になりたいという方のために漢方相談を行っています。

自然治癒力を高め、病気になりにくい身体づくり、病気になっても治りやすい身体づくりをサポートすることに力を入れています。

病院の薬をお飲みの方には、飲み合わせの問題のない方法を提案させていただきます。

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