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生理痛と生理不順の悩みを解決するなら
漢方薬局が考える原因と3つの対処法

こんにちは、やまさか薬局の薬剤師・山坂寛信です。

月に1度のペースで女性の方にとっての悩みとなる、生理痛。月経自体は女性の健康状態を守るために必要なものですが、痛みが目立ったり長引いたりするのはやはりつらいことです。また、月経が正しい周期で訪れない生理不順も、女性の方の健康を脅かす悩みの一つです。

生理痛や生理不順には根本的な原因があり、改善するためには本当の原因に注目したうえで対応する必要があります。そこで今回は、漢方薬局としてお客さまの健康を支えるやまさか薬局が、生理痛や生理不順の原因、対処法について解説します。

もくじ

  • 生理痛と生理不順の症状
  • 生理痛と生理不順とは?
  • 生理痛と生理不順の原因
  • 生理痛と生理不順への3つの対処法
  • まとめ

生理痛と生理不順の症状

生理痛とは月経のたびに感じる痛みのことで、

生理不順とは月経が正しい周期で訪れない状態のことです。

生理痛と生理不順の症状

つらい症状を我慢していませんか

生理痛とは月経のたびに感じる痛みのことで、

生理不順とは月経が正しい周期で訪れない状態のことです。

 

生理痛とは?

まず月経とは、

 

・子宮の中で卵子を育て、子宮内膜を育てる『準備期間』

・育った卵子を体外に出す『排卵期間』

・子宮内膜を育てることをやめ、受精卵ができるのを待つ『待機期間』

・子宮内膜を不要と判断し、体外に出す『月経』

 

のサイクルで成り立っています。
妊娠の予定が見られないために子宮内膜が不要となり、体が外に出そうとし、月経が訪れます。このサイクルと月経自体は体にとって必要な働きとなりますが、ここで生じる痛みで苦しむ方が多いことも事実です。

生理痛では、主に下腹部と腰に重くだるい痛みを感じるようになります。
症状は女性一人ひとりによって変わり、体の冷えや食欲不振、倦怠感、貧血に悩むこともあります。

月経困難症に悩む女性も

生理痛の出方や程度には個人差があり、それほど悩まずに仕事や日常生活を送る方が多い一方、日常生活に支障が出るほどに症状が重くなる方も少なくありません。
このような場合、『月経困難症』である可能性が高いです。

月経困難症には、女性ホルモンの働きを体が敏感に受け取る『機能性月経困難症』と、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が関係する『器質性月経困難症』があります。

どちらにしても決して楽観視できない状態であることには変わりないため、一般的な女性と比べて生理痛が重く出る場合には、婦人科やレディースクリニックを受診しましょう。

生理不順

一般的に、正常な月経周期は約1か月(25日から38日以内)に訪れることになっていますが、生理不順ではそのタイミングが崩れてしまいます。

 

・25日周期よりも早く月経が訪れる『頻発月経』

・次の月経までに40日以上かかる『稀初月経』

・2か月以上月経が起こっていない『無月経』

 

など、タイミングの乱れ方には個人差があります。
経血量が多すぎる『過多月経』や少なくなる『過小月経』、月経が8日以上続く『過長月経』など、経血の量や期間に異常が出るタイプの月経が見られるケースも多いです。

生理不順は妊娠や出産を困難にするリスクが高く、また『多のう胞性卵巣症候群』『高プロラクチン血症』などの病気が隠れている可能性も否定できないため、注意が必要です。

月経のタイミングや期間、経血量に異変を感じているなら、なるべくすぐに医療機関を受診して原因を確認しましょう。

生理痛と生理不順の原因

ストレスも生理痛の原因です

生理痛と生理不順の原因は、医療機関などで説明される原因と東洋医学で考える原因で異なります。

どちらも症状を緩和させるには役立つ知識となりますので、ぜひご自身の症状と当てはめて考えてみると良いでしょう。

医療機関で説明される生理痛と生理不順の原因

まず生理痛とは、子宮内膜を体外に出すときに女性ホルモン『プロスタグランディン』が分泌されます。

プロスタグランディンは痛みを発生させるホルモンでもあり、また子宮を収縮させる働きもあるため、月経期間中は下腹部や腰に痛みを感じやすくなります。

ただし、なかには子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が原因で痛みが出るケースも少なくないため、あまりにも痛みが強い場合には医療機関での検査が必要です。

 

生理不順の原因は、病気との関係性が見られる場合、多のう胞性卵巣症候群高プロラクチン血症、甲状腺機能障害などが要因として考えられます。

これらの病気では専門的な治療が必要となるため、生理不順が目立つ場合には医療機関での診察や検査が不可欠です。

病気が関係していない場合には、生活環境に問題が見られる方が多いです。例えばダイエットによる急激な体重の減少無理な運動栄養不足に加え、ストレスが多い生活をしていると生理不順が起こりやすくなります。

月経は妊娠と似たような働きを持つ体の変化であり、妊娠は女性の体に大きな負担を与えるものです。ダイエットで心身ともに弱っていたりストレスで精神的なダメージを強く受けていたりすると、脳は体が妊娠できる状態ではないと判断し、排卵や卵子の発育を止めてしまいます。

これにより、必要な時期に必要な働きが行われなくなり、生理不順につながってしまうのです。

東洋医学による生理痛と生理不順の原因

東洋医学の観点から生理痛と生理不順を捉えると、『血虚(けっきょ)』『瘀血(おけつ)』『腎虚(じんきょ)』『肝鬱気滞(かんうつきたい)』などが見られます。

 

生理痛は、血虚や瘀血との関係性が深いです。血虚とは体の栄養状態を支える血が不足し、生理痛に加えて疲労感や不眠、めまいなどの症状が目立つようになります。瘀血とは血の流れの停滞を意味する状態で、肩こりや腰痛なども起こりやすくなります。また血虚や瘀血は、生理不順でも見られる原因です。

 

腎虚とは、体のエネルギーが失われている状態のことです。これによってホルモン分泌も滞り、生理不順が引き起こされます。

 

肝鬱気滞はストレスにより起こる、精神的な疲労感や不調のことで、月経のタイミングや状態に大きな影響を及ぼします。

 

生理痛や生理不順には、このような原因や状態もよく見られ、東洋医学では漢方薬によって改善をサポートしています。

医療機関での治療だけでは十分な変化が期待できない場合には、東洋医学による解決策も試してみることがおすすめです。

日常生活の過ごし方が原因となるケースも

東洋医学でも、生理痛や生理不順には毎日の生活習慣が関係すると考えます。

特にストレスや冷え、不規則な食生活、睡眠不足などは体に強いダメージを与え、生理痛の症状や月経のタイミングを不安定なものにしています。

いくら薬で症状と緩和しようと試しても、体が不健康なままでは治療が難しくなってしまいますので、なかなか改善が見られない場合には生活習慣を見直す必要があります。

生理痛と生理不順への3つの対処法

体質に合わせた漢方薬で改善します

生理痛と生理不順を緩和させるには、医療機関での治療や生活習慣の見直しが必要です。

漢方療法も体質の改善に役立ちますので、根本的な視点からの解決を考えている方には、ぜひ試してみることをおすすめします。

医療機関での治療

生理痛に対し、医療機関では痛み止めピルが処方されるケースが多いです。

痛み止めは、発痛物質のプロスタグランディンの働きを抑える薬が選ばれ、痛みが強い場合には座薬が用いられます。また、『プロゲステロン(黄体ホルモン)』の分泌をコントロールするためにピルが処方されることもあります。

 

生理不順では、まず検査で子宮や卵巣に問題がないかを調べた後、女性ホルモンの投与で人工的に月経を起こす流れが一般的です。

生理不順の期間が長ければ長いほど治療期間も長引き、ホルモン剤による副作用のリスクも高くなるため、早めの治療が理想です。

漢方療法による治療

医療機関の治療で良い結果が期待できない場合や、副作用を心配に感じている場合には、漢方療法をおすすめします。
ピルやホルモン剤のような副作用のリスクが低く、また体質改善を目的に薬が処方されるため、安全かつ全身の健康状態も良くなります。

 

漢方療法では、女性一人ひとりの体質や体型に合わせて薬を処方するケースがほとんどです。

 

生理痛に対しては、

 

・血虚には、血の巡りを良くする『四物湯(しもつとう)』

・瘀血には、血の巡りを良くして下半身の冷えを解消する『桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)』

がよく処方されます。

 

生理不順に対しては、

・血虚には、全身へ栄養を行きわたらせ、血行不良や水分のため込みを解消する『当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)』

・瘀血には、血流改善や冷え解消を促す『桂枝茯苓丸』

・腎虚には、弱った体の機能を回復させる『六味丸(ろくみがん)』

・肝鬱気滞には、婦人科系の症状改善に役立つ『逍遥散(しょうようさん)』

などが、一人ひとりの症状や体質、体型などに合わせて処方されます。

 

漢方療法は医療機関での治療と比べて即効性を期待できるものではありませんが、だんだんと体質が良くなる点が最大のメリットです。また医療機関との治療と並行して服用することもできますので、新たな視点からの解決策を探している方には、きっと役立つでしょう。

生活習慣の改善によるケアも大切です

生理痛も生理不順も多くのケースで日常生活での過ごし方が原因となるため、医療機関での治療や漢方療法と合わせて、生活習慣の改善も欠かせないポイントです。

 

私たちの自己回復力やエネルギーは、脳から内臓、筋肉、生殖系の順番で使われるという考え方があります。例えば精神的なストレスで脳がダメージを受けると、自己回復力やエネルギーがほとんど脳に使われてしまうことになり、ほかの機能まで行きわたらなくなります。その結果、月経と関係する生殖系までカバーしきれなくなり、生理痛の悪化や生理不順につながってしまうのです。

 

そのような原因を避けるためには、不規則な生活リズムの改善や食生活の見直し、ストレス対策、睡眠時間の確保など、毎日の過ごし方としっかりと向き合う必要があります。毎日の生活からも体質改善を心がけ、医療機関での治療や漢方療法が成果を発揮できる状態を整えていきましょう。

 

また、ダイエットが原因で生理不順が起こっている場合には、一度ダイエットの中断をすることも必要なポイントです。無理な食事制限や運動はホルモンバランスを乱してしまうため、十分な栄養補給と無理のない適度な運動にシフトし、まずは体を健康的な状態に戻すことを目指しましょう。

まとめ

ゆっくりとお話をお聞かせください

生理痛も生理不順も、早めの対応と生活習慣による見直しによって改善が期待できるようになります。

わずかな体のサインも見逃さず、早い段階からのケアを意識しましょう。

やまさか薬局では、お客さま一人ひとりの症状や体質、体型、生活習慣などを詳しく伺い、お悩みに合わせた漢方薬をご提案しています。

体質を良くしながら生理痛や生理不順を改善したい方は、ぜひ当薬局にご相談ください。

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